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  • 執筆者の写真Takeshi Sekine

一人前の社長ってどんな状態?

私は事業承継の経験者です。最初は先代からバトンを渡されてスタートするわけですが、終わりは誰かから指示される事はありません。社長の名刺を持ったら事業承継が終わるのかというと、そうでもなく社長交代は一つのプロセスでしかない。今回は何をもって事業承継が終わりを迎えるのか=一人前の社長となれるのか、そんなお話です。



社長になったら数年は...

最初の数年はモグラ叩きになります。いろんな問題がどんどん出てきて、根本解決というよりはその場をしのぐことで精一杯になる。しばらくは、落ち着いて考える時間すらないくらい多忙になるかもしれません。




私の場合、大変ありがたいことに超優秀な番頭さんがいてくれました。他にも数名の良い幹部がいてくれましたので、そこまで慌てるような状況ではありませんでした。しかし、どうしても意図的に悪さをする幹部も中にはいるので、そういう人たちの扱いは大変でした。

なので、番頭さん、右腕がいない状態で後を継ぐ後継者よりは、私はよほど恵まれていたのではないかと思います。


話を戻しますと、一般的には社長交代後、数年間は目前の問題に対する対処療法で忙しくなります。


社長によっては、新規事業に着手したり、M&Aやったり、いろいろ手を打つでしょう。

また、人事にも手を付けると思います。旧経営陣である古参の役員に勇退頂き、若手から新たな役員を選出したり、あるいはヘッドハンティングで優秀な人材を獲得してくるケースもあるでしょう。


また、社内規則、特に給与規定や評価制度に手を入れるケースが多いです。ホームページも刷新し、会社のロゴを変えたり、経営理念を新たに作ったり、社名を変えたり、どんどん、新しいことにチャレンジする。



ここまでは、誰でもできるんですよ、アトツギなら。

なぜなら、先代が残してくれたお金、信用、経営資源があるから。ここで勘違いしたらダメですよー。「俺って、私って、すごい!」って思わないように。お金があれば、誰でも新規事業や投資はできてしまいます。



~お祭りが終わって数年後~

およそ5年以内にはお祭りは終わっていると思います。終わる頃には、後継者がイケてる後継者か、ボチボチか、はたまた”あちゃー”という感じか周囲にははっきりわかる状況になっているはずです。


この時までに失敗を乗り越え、人心掌握して体制を固め、しっかり利益を出している社長がどんな状況になっているか?

おそらく、突貫工事的な出来事は殆どなくなっており、年間スケジュールが決まってきているはずです。経営者としていつ頃、何を考え、意思決定し、何を行うのか。。。つまり経営の型が出来上がっているはずです。


私が考える事業承継の終わりは、この状態です。

社長として1年間のサイクル=経営スタイルが確立され、慌てることなく利益を出せるようになったら事業承継、めでたく完了。参考までに私の年間スケジュールは以下の通りでした。私の場合は2年目には完全に固まってました。かなり速い仕上がりだったと自分でも思います。





以上


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