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  • 執筆者の写真Takeshi Sekine

同族経営での嫉妬によるリスクと対策

 子供の嫉妬は可愛いものですが、大人になってからの嫉妬は時に相手、あるいは会社組織の破滅を引き起こす危険性すらある。しかし嫉妬について、殆ど意識せず過ごしている方も多いのではないでしょうか?


他人から嫉妬される側は、相当警戒しないと足元を掬われる危険がたくさんあるのです。特にビジネスにおいて嫉妬はとても危険な感情であり、怒りを管理するアンガーマネジメントが話題となっていますが、私はむしろenvy エンビーマネジメントの方が日本人には必要なのではないかと思ったります。今回はそんなお話です。





出る杭は打たれる

会社に入り、経験したことがある人は多いのではないでしょうか?

サラリーマンの世界ではよくある話です。嫉妬というと「女性の嫉妬は怖い」なんて言われていますが、実際は男同士の嫉妬の方がよほどタチが悪い。


会社内での嫉妬は、相手を姑息な手段で撃ち落とすまでの争いに発展します。 男性の嫉妬は、次第にコンプレックスまで発展し、特定の相手を滅ぼす怒りへと変わり、重大な事件が起きることもある。



同族経営での出る杭

タチが悪いのは、同族経営で生じる嫉妬です。これは危険ですしヤバイ。会社を滅ぼしかねないリスクが潜んでいます。


日本の同族企業では、長男に生まれた子供が後を継ぐことが多いわけですが、長男以外の弟、妹、あるいは姉といった長男以外の子供の方が出来がよく、明らかに経営者に向いているとわかっているのに、先代である親は盲目的に長男へ後を継がせようとする。


長男は、自分の力量が兄弟と比べて劣っていることをわかっているが、このまま放置しては自分の身が危ないと、出来の良い兄弟(出る杭)を一人ずつ会社から排除しようと画策する。更にタチの悪い長男の場合、自分より出来のよい社員を排除しようと画策する。

これが、最も災厄のパターンであり、こういうタイプの後継が経営を引き継いだ会社は、繁栄どころか数年で潰れてしまう危険性すらあるのです。


私の場合、家業を継いでいる最中に親族から不意打ちされ、会社から放り出されました。

詳細は書きませんが、私は先代からも経営は上手くやっており能力も高いと言われていましたが、最終的には根拠なき理由で業績絶好調の最中、突如、会社を追われることになったのです。つまり、典型的な「出る杭は打たれる」というパターンでした。



コンサルタントが教えない嫉妬のリスク管理

教えないというよりは、知らない、教えられないことなんだと思いますが、すごく重要なことです。それは、自分ができる側の立場であった場合、気を付けるべきリスクについての知識です。


私の場合、長男で後取りでしたので、まさか自分が出る杭となって親族から不意打ちされ、追放されるなど微塵も感じていませんでした。同族経営では、私が経験したようなことはかなりの確率で発生する事故です。しかし、そのことに対して自分自身が無関心だったり、意識していないと、一生懸命に仕事をして素晴らしい成果を出していたとしても、嫉妬に支配された親族によって追い出されるリスクがあるのです。


これを指導できるコンサルタントは、なかなかいないと思います。私のように追われた経験を有するコンサルタントであれば、危険な雰囲気を察知できるかもしれませんが、そうでなければかなり難しいことだと思います。


なので、一般企業にお勤めの方であれ、同族企業で働く後継者の方であれ、

「もし自分が他者と比べて仕事ができる側」であるならば「出る杭は打たれる」というリスクに注意を払ってください。世の中、心の綺麗な人ばかりではなく「自分さえ良ければよい」という人の方がむしろ多いと思ってください。正論だけで人生をうまく渡れるというのは現実的には難しく、特に注意を払う必要がある人は以下の通りです。

  1. 真面目で正義感がとても強い

  2. とても優秀で仕事でき、社員、部下から慕われている

  3. 利他の精神が強い

  4. 親族(上司・部下)は絶対に自分を裏切ることはないと信じている

  5. 会社は公器の財産であり、透明性の高いマネジメントが望ましいと考えている

これに当てはまると思う方、ご注意ください。正しいことが額面通り、正しいと評価される会社であれば問題ありませんが、同族会社では白を黒だと強要されることも十分あり得ます。


出来る人は、実力だけで生きていけると思うかもしれませんが、悪いことを考えている人は、これまた上をいく悪知恵を思いつくものです。用心に越したことはありません。

私も家業にいた頃、なんでこんなつまらない親族内争いに無駄な時間と労力を割く必要があるのか???そんな暇があったら、もっと仕事に精を出してくれと思っていましたが、今となっては注意が足りかなった自分も悪いないと反省はしています。まさかと思うようなことが、次から次へと起こっていきました。およそ常識では理解できない、予測できないことでした。


この原因は、相手方の私に対する嫉妬による行動だと今では理解しています。

嫉妬という感情が引き起こす恐ろしい行動、そして同族経営の難しさを身をもって経験してしまった私でした。



今回のような状況でお困りでしたら、一度、ご相談ください。



以上



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