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執筆者の写真Takeshi Sekine

社員のモチベーション、本当に上げられるのか?

経営者で、社員のやる気を引き出すことに腐心している方も多いと思います。今回は私なりの考え、対処方法についてご紹介させて頂きます。




問題の切り分けについて

そもそも、モチベーションが低いという問題は、誰の問題でしょうか?

経営者=会社側の問題?、それとも社員=当事者の問題?


当事者が問題と思っていないのであれば、やる気を引き出すも何も話がかみ合わないですよね?上司が一方的に「あいつは、やる気がないのが問題だ」と勝手に決めつけているケースはよくあります。本人は自分なりの価値観で仕事をしているにも関わらず勝手な決めつけをされている状態。


ここで考えたいのは、そもそも「個人のモチベーション不足は、誰の問題か?」という事です。上司・会社が、そこまで面倒見ないといけない問題なのでしょうか?

 

他の例で考えると「子供が勉強しない問題は親の責任ですか?」

本来は子供自身の問題ですよね?ここは考え方が分かれることかもしれませんが。。。将来苦労することにならないよう、理解している子供はちゃんと勉強します。


ここで申し上げたいのは「モチベーションが低い」というのは本人の問題ということです。会社や上司の問題ではありません。上司や会社が解決してあげる問題ではない、、、というのが私の考えです。



じゃあ、会社・上司は何ができるのか?

私の考え方でいきますと、他人が直接的にやる気を引き出す事は不可能ですし、解決すべき問題ではない。しかし、本人が目指している目標へ到達できるようなアドバイスはできる。また、本人が気づいていない強み・長所なども伝えることもできる。


つまり、仕事がうまく進行できるように支援はできるという事です。


上司側の考え方として「モチベーションをどうやって高められるか?」という発想で部下と接しているうちは上手くいかないと思います。問題はそこじゃない。

仕事が上手くいって、本人が面白さや成長を感じれないとモチベーションは上がらない。


このメカニズムをちゃんと理解する必要があります。

直接的に他人のモチベーションを高められる事は不可能なのです。




結論

  • モチベーションだけを狙い撃ちして高める魔法のような解決策はない

  • 他人が人のモチベーションを高めることはできない

  • 周りの人間ができるのは、目標を達成する手伝いだけ

  • モチベーションは、本人の問題。会社や上司の問題ではない



以上

”基本的に毎週月曜日 朝更新してます”

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