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  • 執筆者の写真Takeshi Sekine

社風・企業風土は意図的に変えられるのか?

更新日:5月6日

 多くの経営者が「社風を変えたい」と声をあげています。でも、なかなか会社の雰囲気は変わない。「どうやったら変えられるのか?」悩む人も多いはず。今回はそんなお話です。



職場の雰囲気が創られるメカニズム

 私の経験からの話ですが、やはり何だかんだ言っても「社長」の存在が大きい。特に中小企業では、社長の人柄や性格がモロに職場の雰囲気を作り上げる。大企業の場合は、部署を統括する部門長の性格・言動が大きく影響を及ぼす。


これ以外の要素として、役職に関係なく部署の実質的なボス、あるいはその部署で声の大きな人の存在が雰囲気を創り出していく。おそらく雰囲気が醸成される要因は、こんなところではないでしょうか?


会社の規模や、その企業の成長ステージ、時代の変化によっても社風は変わっていくものですが、基本的には組織は人の集団であり、その集団に属する影響力の強い人が雰囲気を作り出す大きな要因になっていると個人的には思っています。


 要は上層部が会社や組織をコントロールしやすいように無意識のうちに環境を作り上げていく。その結果が、社風といわれるものなんじゃないかと個人的には考えています。

コントロールだけでなく、業績が上がるように、商売がしやすいように社内のオペレーションが調整されていき、何となくそれが社風になっていく。そんな感じしませんか?


私の経験上では、経営理念を作ったからといって社風が大きく変わったという会社って見たことがないんですよね。そんな簡単な話ではないと思います。私も過去に経営理念みたいなものも作ったことがありますが、残念ながら経営理念が社員の行動や会社の風土を変えるようなことはありませんでした。私が経営者として未熟だからという面も当然ありますが。





他社の社風・文化をコピーできるか?

 経営者の方は、いろいろな書籍や情報ソースにアクセスして他社の事例を調べていることと思います。私も過去にそうやって他社の情報を集めて自社と比較して悩んでいました。


しかし、あるとき気づきました。他社の社風や風土ってコピーできないなと。。。

会社にはさまざまな違いがある。


1:会社の生い立ちが異なる(創業の経緯、創業時のビジョンなど)

2:企業としての価値観が異なる

:働いている人たちのキャラクターが違う

4:今日に至るまでの採用基準が異なる

:ビジネスモデル、業界が違う

6:企業としての成長ステージ、規模などが異なる


実は、これらが社風を作り上げるパラメーターの一部ではないかと思います。


例えば、Google、Apple、Microsoft、Amazonといったグローバル企業の社風・文化が魅力的に映ったとして、これを自社に取り入れようとしても難しいですよね?



 企業風土、社風といったものは意図的に作られたものではなく、その会社で働く人たちが、そのビジネスにおいてやりやすいように働き方を調整していった結果、できあがるものではないかと思います。つまり商売がやりやすいよう工夫を重ねた結果の副産物ということです。だから他社の企業風土、文化を真似しようと思っても難しいのではないかと思います。




意図的に社風を変えることはできるのか?

 例えば、社風を変えようと専任チームを作って取組むとします。

どうでしょうか?果たして社風だけ意図的に変えることって可能なのでしょうか?

私は組織や人事に関するコンサルタントではないので、この辺はわからないのですが、経営者としての経験だけで申し上げますと、社風だけを狙い撃ちして変えるのってかなり難しいよなと思っています。社風を変える手法も知りませんし、イメージが全然わかないんですよね。




私なら、こうする

 最初の話に戻ってしまうのですが、結局は社風・風土って経営トップが考えている理想像に近づいていくと思うんです。もし、社風がおかしいと感じたら経営トップである自分が変わる必要があるんだろうと。過去にホテル事業の経営再建では、まさにそのことを体験しました。私が未熟な経営者だっから、現場が悲惨な状態なっていた。自分の行動を変えたことで職場の雰囲気は変わっていきました。


なので、もし経営トップであるアナタが「社員が働きやすい職場」を目指すのであれば、そうなるようにトップである自分がそのような環境となるように行動を変えるしかないと思います。私の場合は実務への関与を減らし、社内をぶらぶら歩きながら社員とは雑談を交わし、社員の自由度が上がるように仕事を任せていきました。今後も、私はこのやり方で社風を作り上げていくと思います。



結論として「意図的に社風を変えれるか?」という問いに対する答えは「Yes」です。


但し、変えることができるのは社長だけです。評価制度や休暇制度、いろんな制度を変えたとしてもトップである社長が変わらないと社風は変わらない。自分も社員も心地よい環境となるように経営トップ自らが変わっていけば、自ずと社風は変わっていくと思います。

どれだけ理念やビジョンを作ったとしても、経営トップが言動を変えない限り社風は微動だにしない。これが私の結論です。



以上、ランナーズ関根でした










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