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  • 執筆者の写真Takeshi Sekine

研修で変わる人、変わらない人

 競争が激しい現代では、さまざまな技能を鍛えるサービスが無数に存在しています。私が行っている後継者育成もその一つです。今回は、私が現場で肌で感じている違和感についてお話させて頂きます。



研修の有効性が分かれる理由

 会社で提供される研修というものは、スキルに関する専門的な技能を教え込むプログラムです。参加するかどうか本人の意思にゆだねる企業もありますが、大事な研修は基本的に参加必須だったりします。


私もサラリーマンとして働いていた時代、いろんな研修を受けていますが「こりゃ、いいなー」という研修は殆どお目にかかったことがありませんでした。


トレーニングの内容が良くないか?というとそうでもない。じゃ、なぜ、受講する社員は面白がって研修を受けないのか?研修が役に立ったという実感が得られないのか?

参加者全員が不満を感じているわけではなく、中には大変役に立ったと本気で思っている人もいたりします。この違いって何で生じるんだろうと、、、今の仕事を始めて考え続けてきました。


私のトレーニングでも、何十人も受講するプログラムではアンケート結果にばらつきが生じます。総じて満足度は高いのですが、全員100点満点の回答となることは稀です。


今、私の中で持っている答えは、受け手側のライフステージ、キャリアプランによって効果が異なるのではないかというものです。研修の内容というよりは、参加者がどのような目的で受講しているかということです。


前述したように、会社から強制的に受講させられている研修は会社にとって必要な研修かもしれないが、個人にとっては必ずしも必要かどうかは分からない。当然、受講者の理解度の問題もありますよ。

私が考えるに、人生におけるキャリア、仕事上の目標を受講者がどのように定めているかで満足度や効果が全然違うのではないかと考えています。


 この仮説が正しいとすると、前提として受講者が明確な目標をもっていない場合、研修をやっても大きな効果が得られない可能性はあり得ます。


これは感覚でしかないのですが、仕事ができる人って『将来の目標は?』と質問するとある程度明確な答えが返ってきます。一方で、目標のない人は仕事のやり方にムラがあったり、突発的に何かやり始めたり、逆に急に止めたりすることが多いのではないかと。


何を伝えたいかと言いますと、社員教育の初期においては、各個人が会社で、あるいは人生で目標を持っているか確認する必要があるような気がしています。目標の内容ではなく、目標を自分で定めることができているかを確認するということです。


 目標を定めることが苦手な人もいます。現実的には、そういう人の方が多いのかもしれない。60歳までに〇〇円貯金して引退し、その後は□□をやりたい、あるいは〇〇年後までに△△のポジションに就き、〇〇の仕事をしたい。。。みたいな具体的な目標です。


目標の有無によって、人の成長が全然違ってくるような気がしています。みんな厳しい入社試験をパスして会社に入ってきているので、能力としては大きな違いはないハズなんですよね。でも、職場でのパフォーマンス、研修で得られる効果が個人によってバラバラになる。その原因は、その人がどのような目標を抱いているか?、あるいは何も目標を持たずに働いているだけの人なのかで分かれる気がします。




私ならこうする

 私ならスキルの詰め込み教育だけをやるのではなく、人生における目標の立て方、生きる喜びとかに関する研修をやるかもしれません。最初は自分の目標を見つけることから始まるケースもあるかもしれません。


会社で働くという事は、必ず働く理由・目的があるわけで、全員共通する目的の一つにはお金を得ることが共通した理由になります。しかし、人生はお金だけで充実するものではなく、人生がより楽しくなるように何をしたいかを自分に問いかけることはとても重要なことです。これを真剣にやっている人は少ないのではないでしょうか?まして会社の研修でこんなテーマを取り上げる会社も少ないでしょう。


キャリアプランだけじゃないですよ、キャリアプランの先にある『自分の人生、どう生きるか?』という話です。仕事でもよく”逆算しろ”、”ゴールから考えろ”と言われますよね。

人生も同じだと思うんですよ、ただ漫然と日々を過ごすのではなく自分の人生のゴールを考えてみる。そのゴールへ到達できるように逆算して備えるという事です。


そんな研修が会社であっても良いなと思いました。




以上、ランナーズ関根でした。





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