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  • 執筆者の写真Takeshi Sekine

新社長の「戒め行動リスト 5選」

 オーナー社長、二代目社長、サラリーマン社長、就任の経緯に関わらず新社長は気を付けるべき行動というものがあります。今回ご紹介するリストは、私自身の経験値から見出したものであり、学者が書いた論文・書籍から引用したリストではありません。正しいかどうかは、読み手のあなたが判断してくださいね。


戒めるリストは意外と持っていない

 新しく社長に就任しますと、希望に満ち溢れ、これもやりたい、あれもやりたい。。。どんどん夢は膨らみます。権限も組織内では最高のパワーを持つようになり、人事、お金などがかなり自由に動かせる立場になる。


こうなると、自分を戒めるガイドラインのようなものを持っていないと、自分でも気づかないうちに歯止めが利かなくなってしまう。信頼できる右腕、番頭さんの存在があるなら、まだ良いですが、苦言を呈したりブレーキをかけてくれる存在がいないと危ない。


こう考えている人は、まだ大丈夫だと思います。皆さん、やりたい事リスト、やるべき事リストは一生懸命考えて作ります。でも、「これやっちゃダメだよな」リストは意外と持っていない社長さんが多いのではないでしょうか?


私の場合は、社長に就任することが決まってから、すぐにこのことを考えて簡単なリストは作っていました。番頭さんもいましたし、社長在任中に大きな問題や失敗は幸いにしてありませんでした。最初に「戒め行動リスト」を考えておいたことは意味があったなと思うのでご紹介します。



私の戒め行動リスト

以下の行動は、きわめて危険なのでよく考えて行動するようにしてください。

私が社長就任に際して、危険と感じた項目をリスト化したもので順守していました。

1:いきなり新規事業への突進

これは非常に危険です。社長就任前から、会社の課題や顧客のニーズを十分に把握しており、長年温めてきたアイデアであればよいですが、勢いや思い付きで新規事業に突っ込むのは危険。おそらく、社員も冷ややかな目で見るでしょう。新社長が率先して始めた新規事業となると、リスクがあっても部下は様子見になるので、アブナイとわかっていても放置される可能性が高い。結果、勢いよく飛び出したはよいが、あっという間に終了というパターンになりかねない。こうなると新社長としての力量が疑われ、求心力も落ちるリスクがある。社長就任直後の新規事業立ち上げは細心の注意を払って進めてください。



2:不要不急の支出・投資

社長になると、お金はかなり自由になります。自分の給与も決めれますし、部下にも良い顔したいので飲み会を頻繁に開いたり、社用車を高級車に入れ替えたり、社長室をこぎれいにしたり、ホームページのデザインに凝りまくる、会社のロゴを変える、名刺を変える。急激に増員する。やろうと思えば何だってできます。



でも、それで儲かりますかね?顧客にとってメリットありますかね?

お金を使うときは、このことをよく考えてください。

儲けに繋がるかどうか?顧客へ提供する価値が高まる支出かどうか?

これを外さなければOKです。



3:メディアへの過剰な露出

 影響力のある会社では、社長交代となると何かとマスコミが取材に来ます。田舎でも老舗の名門企業となれば、地方新聞の記者が取材に来る。出るなとは言いませんが、積極的に”したり顔”で出る必要はないと思います。なぜなら経営者として経験豊富な新社長であればよいですが、同族経営の後継者などの場合、経営を熟知しているわけではない。それなのに、もっともらしい業界分析や会社の方向性などをマスコミにペラペラしゃべるのは、あまり良いことではないですね。これもやりすぎると社員から冷ややかな目で見られること間違いなしです。私は特に、これは気を付けていました。社長として責任ある発言・行動ができるようになるまでは、すべて取材を断っていました。偉そうにメディアで語る身分ではないなと考えていたので目立たないようにしていました。




4:急激なリーダーシップ発揮

 社長になると、早く結果出さなきゃ。社員に軽んじられないように、、、なんて考える人もいます。その結果、急激に仕切りだす。これだと、良き理解者だった社員も新社長から離れてしまうリスクもある。新任社長は、慎重にリーダーシップを発揮する方が良いのは誰でもわかっているはずですが、つい、張り切って仕切ってしまうのが人情というものです。

焦る必要はありません、むしろ「私、わかりません。教えてください」姿勢の方が好感が持てて社員からもウケが良いはず。




5:いきなりの改革

 社長になるまで、気になっていた社内ルールや決まり事などあると思います。また事業面においても、祖業が儲からないので収益構造を変えたいなど、いろいろありますよね。


でも、それを社長就任と同時に始めると危険です。もともと、社長就任前から前社長や幹部と入念に準備した計画であるならば問題ありませんが、そうでない変革はリスクが高く危険です。やるとしても、自分の両脇を支えてくれる幹部との人間関係、現場との人間関係が十分に整ってからでも遅くはありません。これも焦らないように。



以上、新社長の「戒め行動リスト 5選」でした。




以上

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