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後継ぐか迷うあなたへ

  • 執筆者の写真: Takeshi Sekine
    Takeshi Sekine
  • 5月18日
  • 読了時間: 2分

 経営者というと、お金持ちとか、そういうイメージがあるかもしれません。

確かに事業で成功した経営者であれば、高額な収入を得ることもあるでしょう。

でも、50歳を過ぎると分かる金銭以外の報酬について解説します。




働く場所、つまり居場所です。


私は既に50歳を過ぎているので、サラリーマン時代の先輩、上司は定年を超えている方も多くいます。おそらく半分以上は、フルタイムの仕事から離れて自由に暮らしている人が多い。なぜなら、私と親しい人達は、外資系で働く人が多く、ストックオプション、株式などの報酬もあるし、そもそも高給取りの人が多いので、お金に困る人が少ないからです。


ただ感じるのは、60歳を過ぎるとリアルに活躍できる機会が減り、そして給料も下がる傾向にあること。そして、いつまで働くかはある程度自分の意志で決めることはできるが、完全に自由ではない。いつかは、会社の方から切られる可能性が常にあるのです。



一方、私のように会社員ではなく、起業したり、個人で事業を営んでいる人は引退時期に関しては上場企業でもない限り、自分の裁量で決めることができます。


これって、かなり大きな報酬だと思います。



人間、ある程度の年齢に達すると、誰でも老後について考えるようになる。


働かなくなる=収入が途絶える=貯金は減るだけ


普通はこうなるわけで、これが怖いのです。誰でも、そう思うハズ。


事業承継で、多くの経営者が身を引く覚悟ができない理由は、まさにコレです。お金がなくて困っているという方もいますが、実際には働きたいし、居場所が欲しい。毎日、通う場所がある人生が良い。お金が減る一方では、将来の不安が大きい。経営者でなくても、誰もが思うと思います。



「永く働ける」という報酬はとても大きいですし、時間を自由に使えるという特権もある。

これだけ考えても、経営者であることのメリットは大きいです。


起業で迷っている方、先代の後を継いで経営者になろうか、どうしようか迷う方などいらっしゃいますが、経営者には金銭としての直接的な報酬ではなく、長く働けるという報酬もあります。


ここも考えて、人生の選択を考えるようにしてみてください。




以上、ランナーズ関根でした。









 
 
 

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