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執筆者の写真Takeshi Sekine

「経営者のすゝめ」子育てで思うこと。

更新日:7月1日

私は田舎出身で高校までは受験というものを知りませんでした。今は東京に暮らし、一人息子がおり、彼は中学生です。今回は子供の将来について、子育ての過程で感じたことを書きます。


なぜ、受験させるのか?

 私も妻も田舎育ちで、大学受験までは都会に縁のない人間でした。社会に出てからは東京中心の生活で、今では田舎より東京暮らしの方が完全に長くなっています。


子供が生まれ、幼稚園、小学校、中学校まで受験をさせることなくきています。

早い子であれば、幼稚園から受験を経験する子もいます。都会の洗礼といいますか、我々夫婦からすると、ただただ凄いなと思うだけでした。


そもそも、なぜ、幼い子供に受験をさせるのか?

という事なんですが、これは難しいですよね。


それぞれ人の価値観があるので何とも言えません。1つには、やはり将来は良い大学に進んで欲しいと願う親の希望があるのは間違いないでしょう。また、学歴社会である日本では、高学歴であれば人生の選択肢に幅が広がることは確かにあると思います。多くの親御さんは、おそらくですが、より多くの選択肢を子供に持ってほしいと願って受験をさせるのかなと私などは勝手に予想しています。 息子の幼稚園時代からの友達も小学生高学年になると、毎日塾に通って猛勉強していました。「いやー、かわいそうだな」なんて僕は勝手に思ってましたが、息子も全く関心がないという事もあり、我が家では受験はさせていません。



親目線での子供の幸せ

 これも人それぞれの価値観があるので、正解はないです。一般的には「幸せな人生を送って欲しい」というのが究極的な親の願いだと思います。

 

その「幸せ」という定義が、親や家庭によって違うというだけで「幸せ」を望む親の気持ちは一緒ですよね。幸せ、、、高学歴、著名な会社に入る、並み以上の所得。。。この辺が、親目線での本音ではないでしょうか?

 田舎などでは、いまだに公務員を勧める親もいると思いますし、医師なども親世代には立派な職業として認識されていると思います。


しかし、子供本人が望む幸せが親と同じとは限りません。うちの息子は企業で務めることは将来においても、まずないでしょうし、本人も全く希望していませんし、仮にそうなっても幸せにはなれないだろうと予想していますので、普通の子供と同じような教育はしていません。とは言え、我々夫婦としても息子の幸せは当然のように願っており、我が家の場合は息子には夢があるので、その夢を叶えるべくあれこれやっています。




経営者の子育て

 親が会社を営んでいる家庭で生まれ育った子供、私もそうですが、意外と猛烈な受験を親に強要されている人は少ないように感じます。子供も幼いころから優秀だったり、親が手を掛けずとも立派に育っている子供もいますし、そもそも親としては会社経営が忙しく子育てに手間暇かけている余裕がないという現実もあるでしょう。私の育った家などは、そんな感じの家庭だったと思います。親より、ひょっとすると祖父母と一緒にいる時間が長かったかもしれません。また、これは家庭によりますが、子供のころから「会社を継げ」と育てられる人もいれば、「自由にやりなさい」と育てられる子供もいるでしょう。


これは、私の勝手な推測ですが、経営者の家庭では子供を必死に塾通いさせたり、猛勉強させて受験を強いるような教育はあんまりやっていないような気がしています。


なんだかんだ言って、経営者の家庭はサラリーマン家庭より裕福な家庭も多く、お金を持っているので子供にも自由にさせている家庭が多いのだろうと思います。また、経営者は殆どの人が高学歴か?というとそうではなく、中卒、高卒の人でも事業で成功し億万長者になっている人は大勢います。なので、経営者になる人にとっては、おそらくですが、そこまで受験戦争で勝ち残らずとも何とかなる...ということを無意識に思っているのではないかと。

正直に申し上げますと、私もそのタイプです。受験戦争で勝ち残らずとも、人生なんとかやっていける。そもそも、お金だけが人生じゃないし、家族や友人との楽しいひと時はお金とは比べるものでもなく、幸福な人生を構成する重要な要素だと思っています。人づきあいに学歴は関係ありません。



経営者のすゝめ

 結論ですが、私なら子供には「経営者になる選択肢」もちゃんと教えてあげたいなと思っています。おそらくですが、子供に対して「将来は起業家になれ」なんて教育している親御さんは少ないと思うのですが、厳しい受験戦争に打ち勝ち、立派な会社に入社して働くことも良い人生ですし、一方でリスクはかなり高くなりますが、起業して自分のやりたいことをやったり、経営者として社会に貢献する生き方も、これまた幸せな形の一つではあります。


私個人としては、幼いころから受験させるのではなく、人として大事なこと、一人の人間として社会で生きていくための術を身に着けさせる方に重きを置くタイプかもしれません。子供本人が望んで受験をするのであれば当然応援しますが、無理強いはしません。


しかし、起業家、経営者の面白さや可能性については、しっかり教えてあげるつもりです。ただ、うちの息子はアーティスト系の仕事に就くことが夢なので経営者になることはないと思いますが、将来、自立して生きていけるように、人づきあい、お金を稼ぐ術を教えていこうとは思っています。


まとまりのない内容になりましたが、これからは息子にだけでなく、日本の子供たちへ勉強、学歴も大事だが「経営者という生き方」もこれまた魅力的だよということを伝えていきたいと思っています。




以上、ランナーズ関根でした。

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