【支援事例】株式会社BFT|財務分析・次世代リーダー育成支援
~若手幹部候補の経営スキル習得支援~

【 会社概要】
会社名:株式会社BFT
設立:2002年
資本金:9,990万円
社員数:468名
事業内容:システム開発、SI

BFT小林社長
弊社代表 関根
BFT小林社長のコメント
「若手社員が、こんなにも早く数字を理解できるようになるとは驚きました」
「予算立案を勘定科目で作れるようになるとは思っていなかった。大きな成長です。」
「財務分析をやって初めて、皆が“会社の姿”を理解し、議論がかみ合うようになりました」
お客様の課題・依頼背景
株式会社BFTは、ITサービスを基盤に急成長を続ける企業です。同社では未来の経営を担う若手人材を「NEXT40」として選抜し、次世代リーダー育成に力を入れています。
同社社長の小林氏の「次の会社を担うリーダーを育てたい」という想いから、本プロジェクトはスタートしました。
課題の核心
NEXT40メンバーは高いポテンシャルを持ちながらも、「数字を基盤にした議論」が不足しており、将来ビジョン策定に必要な共通言語が定着していないことが課題でした。
支援概要 ― 財務分析・SWOT・他社比較・議論の共通言語形成
本プログラムでは、以下の3つを柱として設計しました。
① 財務分析による“会社の姿”の可視化
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損益計算書(P/L)、貸借対照表(B/S)の読み解き
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財務構造の理解
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数字から課題と強みを抽出する手法
② SWOT分析による抽象・具体の統合
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財務データ x 非財務情報(社内課題・顧客価値・組織文化)
両面から会社を立体的に捉える方法を学んでもらいました。
③ 同業他社との比較分析
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自社の立ち位置・競争力の把握
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客観性を持った経営判断の練習
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定量×定性で多面的に状況を捉える力の強化
これらを通じて、「議論がかみ合うための共通言語=数字」がNEXT40内に定着することを目指しました。
プログラムの狙い ― 問題提起と意図
初回ヒアリングで、関根が感じた最大の課題は、
“会社の未来を考える議論なのに、数字がまったく使われていない”
という点でした。
理念や想いだけでは議論が抽象化し、解決策に結びつきません。
そこで本プログラムでは、
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「会社を数字で理解できる状態」をつくる
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「数字を使った議論」を習慣化することを目的にしました。
さらに、関根が強調したのは、
『経営者は数字と現場を往復する脳の使い方が必要』という点です。
NEXT40が“経営者の視点”を持ち始めることこそが、本プログラムの最終目的でした。
実施プロセス ― 講義 / ワークショップ / データ分析 / 討議
STEP1|財務講義(基礎〜実践)
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損益構造の理解
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事業モデルの読み解き
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キャッシュと利益の違い
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重要指標(KPI)の導出
STEP2|ワークショップ形式での財務分析演習
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実在企業の財務データを分析
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主要指標から見える課題の抽出
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他社比較による気づきの深堀り
STEP3|SWOT分析で立体的に自社を評価
財務データと現場の感覚をつなぎ、
「数字を踏まえた現実的な戦略」を描く訓練を行いました。
STEP4|NEXT40メンバーによる討議
Slackでのディスカッションでは、
以前は抽象的な意見が多かったものが、講義後は
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具体的な数値
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費用構造
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投資対効果(ROI)
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収益モデル
など、経営者的な視点を備えた議論へ変化しました。
得られた成果 ― 財務理解・議論の質・経営視点
① Slackの議論が「数字ベース」へ変化
講義後、NEXT40内での会話は明確に変わりました。
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「利益率の観点では…」
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「このKPIの改善が優先では?」
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「投資判断の根拠は…」
といった経営者らしい議論が増加。
② 予算立案で“勘定科目理解”が定着
10月の全社会議の予算策定では、NEXT40メンバーが
自ら勘定科目を使って予算案を作成。
社長を驚かせるレベルの成長を見せました。
③ “数字 × 現場”の往復ができるように
本質的な経営者の思考である「数字と現場の往復」を実践できるようになりました。
④ 会社の理解が深まり、将来ビジョンが具体化
抽象論ではなく数字に基づく将来像の議論が可能に。
今回の事例から分かる「ランナーズの強み」
1|後継者・次世代幹部育成の専門性
抽象論ではなく「実務」で育てる体系を持ち、財務・人・モノ・情報を横断的に扱える。
2|経営者経験 × コンサルティングのハイブリッド
机上の理論ではなく、実務で再現できる形に落とし込んで提供。
3|数字と現場を結びつける指導力
「経営者の脳の使い方」を体感させるプログラム設計が可能。
4|経営者との信頼関係をベースにした伴走型支援
企業文化を理解しながら、長期視点でリーダー育成を支援できる。

