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社員を動かすのが上手い社長が有する、1つの特徴

執筆者の写真: Takeshi SekineTakeshi Sekine

 会社の規模に関わらず、社長の悩みとして大きいのは「社員が思うように動いてくれない」という悩みです。私も過去、大いにこれは悩みましたし、試行錯誤の連続でした。今回は、社員を動かすのが上手な社長の特徴についてお伝えします。



時代背景による違い

 昭和時代に生まれた経営者の多くは「俺の背中を見て覚えろ」というのが大半を占めるマネジメントスタイルではないかと思います。私も昭和時代に生まれ、平成時代にビジネスマンとして育っているので、上司の命令は絶対であり、命令には従うものという思考が形成されているタイプでした。


しかし、、、今の時代、若手にそんなやり方で人が動いてくれるでしょうか?

このやり方が通用する環境があるとしたら、上司部下、経営者と社員の絶対的な信頼関係が成り立っていて、部下は「上司が強硬な命令を出してくるのは会社の発展につながり、且つ自分の成長にもつながる指導の一環でもある」という理解が成立している場合に限られると思います。それがない場合は、パワハラと受け止められるか、無能な上司と受け止められるかのどちらかでしょう。



社員が求める理想・心地よさの変化

 一概に決めつけるのは危険ですが、よくネットで出ているように昭和生まれの世代は物欲が強い傾向があります。高級車、広い家、旅行、おいしい料理、仕立ての良い服などなど、さらには社会的地位も欲しい、具体的には役職や権限です。かくいう私も、いまだに物質的な欲求は捨てきれず、仕事のモチベーションの一つになっていることは間違いありません。


しかし、経営というものに世の中の関心が高まったことで、ただ稼げばいいというものではなく、社会貢献の必要性が叫ばれ、さらには企業で働く社員の幸福、個性の尊重などいろいろな価値観の変化が起きています。


これに伴い、働く人々が人生における満足を満たすものが大きく変わっているのです。これは改めて書くまでもないことですが。。。なので、これを踏まえた上で管理職、経営者は部下・社員と接していく事が求められる時代に変わっています。




時代が変わっても変わらないこと

 年齢や性別、家庭環境、さまざな違いがあり、社員が求める要素は複雑ですべての要求に応える事は不可能です。したがって、経営者としては社員とどう接していくかは最小公倍数を探しあてて、そこを狙っていくわけですが、これもそう簡単ではない。。。


ただ、時代が変われど欲求に関する不変の法則があると私は考えています。それは「人という生き物は他人への貢献欲求というものがDNAとして刻み込まれている」という事です。


どんな人でも「〇〇さん、あなたのおかげで助かりましたよ。感謝します。」という言葉を言われて嫌な気分になる人はいない。これは私の経験値からしても間違いないことだと思います。この「貢献欲求」を上手に操れる人が、実は人を上手に動かす社長に共通するたった1つの特徴です。


加えて「自発性を引き出すのが上手い」。部下にあれこれ細かい指示を出すのではなく、最初に明確な期待値を伝え、部下がその課題に向けて挑もうとする動機づけをする。この動機づけが神業レベルに上手い。これも特徴です。

つまり、太陽のような存在で自然と社員が望ましい行動をとるように導いてしまうのが、人を動かす社長なのです


自発性を引き出すために、この「貢献欲求」を上手に使っている。これが肝だなと私は思います。





社員を動かすのが上手い社長のたった1つの特徴

「貢献欲求」を使いこなす


ズバリ、これです。



終わりに...

私の場合は、社員が350名以上いましたので、全社員を一気に動かすというよりは各部門のキーマンを見つけ出し、その管理職(キーマン)と良い関係を築き、自分の代弁者として動いてもらいながら、全社をまとめていくような進め方でやっていました。


マネジメントスタイルは、それこそ千差万別です。試行錯誤しながら自分にマッチするスタイルを見つけ出していくのが王道なんです、本当は。。。




以上

 
 
 

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