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  • 執筆者の写真Takeshi Sekine

新規事業・新製品を考える上での注意点

企業であるならば、存続するために自分たちの存在価値を高め続ける必要がある。新製品、新サービス、新規事業。。。新しいことに挑戦するのは楽しいものだ。ただ、世の中そう甘くはない、簡単には成功できない。今回は新しいことを着手する上で大事なポイントを解説します。



単なる思い付きが当たる確率は低い

 新しい事業・新製品を考えるとき、本人は大まじめに考え「ひらめいた!」となっている。「うーん、これは良いアイデアだぞと。」


それ、あなたサイドから見た「良いアイデアだぞ!」になってません?

というのが、とても多いのです。


これだけ物があふれている世の中です。あなたが今思いついたアイデアは、すでに誰かが考えたり試したりしして失敗したアイデアかも。。。

あるいは、すでに大手企業がやっている可能性もある。


「今までにない、革新的なアイデア」ってそうそう出てこないんですよ。

出てきたとしたら、まずは自分自身を疑ってみてください。


ん? 私・俺、自分のアイデアに酔ってない?



じゃあ、どうするか?

私はBtoC、コンシューマービジネスが下手なので大体思いついたアイデアはNGであることが多いです。個人向け商品って、必需品だけでなく間性に訴える価値がないと売れなかったりするので、とても難しいです。特に必需品ではない雑貨なんかはとっても難しい。


ということで、私が解説できるのはBtoB、あるいは課題解決型ビジネスになります。

さて、BtoB、あるいは一般消費者向けでも課題解決型商品、つまり「何か困っていることを解決できる手段」であるなら、まだわかりやすい。


どう考えるかというと、以下の質問を発案者(自分なら自分へ)に投げかけてみてください。


この製品・サービス、なかったら困る人は誰?困る人はどれくらいるの?


4月からMBAで学んできましたが、授業でもビジネスプランを作り提案する課題がかなりありますが、この問いに自信もって答えられるアイデアってそうそう出てこないです。

逆に言えば、これがバッシと答えられるアイデアであれば成功する可能性はあるのです。



まずは関連多角化を考える

当然の話なんですが、新しい事業を始める場合には自社の商売、強み、経営資源が利用できそうな隣接商売を検討するのが正攻法です。いきなり全く関係ない商売に手を出すのは無謀です。そう、世の中甘くないのです。自社のビジネスに関連性がある分野に出ていくことを「関連多角化」といいます。





垂直方向の多角化を考える

私は、これ好きなんですよね。縦方向の多角化。


企業間取引では、必ず仕入れ先と売先がある。自社はその真ん中に挟まっていることになるわけですが、ものを売っている顧客の製造プロセス、業務プロセスに入り込む多角化はリスクが低く狙いやすい。例えば、ある会社(S社)が測定機器を流通チャネルを介してエンドユーザーであるA社へ売っているとします。A社は、購入した測定機器を用いて自社製品を製造する製造ラインで形状検査にS社の測定器を使っている。S社は新規事業として、A社が自社で行っている形状検査そのものをサービスとしてA社へ提供することを提案する。A社へ提供する役務サービス(=検査業務)がS社の新しいビジネスとなる。このパターンが垂直方向の多角化の一例です。顧客はすでに自社製品を利用しているエンドユーザー、全く知らない相手ではない。顧客であるA社からすると、測定器製造元が専門家を投入して検査をやってくれる。自社で検査員を抱える必要がないので検査体制の変更に頭を悩ます必要がなくなる。。。といったメリットがあります。一方、S社からすると今までは物販という一回きりのビジネス(フロー型)でしたが、検査業務となれば1つの製品を販売するよりは長期間にわたり安定した収入が得られるビジネス(=ストック型)になる。人を派遣するので初期投資はほとんどかからない。物販より儲かるかもしれない。そうなれば、Win-Winになる可能性があります。


この場合は、アイデアに革新性とか、全くなくても成り立つ。こんな多角化もあるんですよ。なんでもかんでも、新しいことをやらないと多角化できないかというとそうじゃありません。中小企業は、むしろリスクを抑えるためにも垂直方向の多角化はお勧めです。








以上

”基本的に毎週月曜日 朝更新してます”

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