top of page

私が面接で感じた“違和感”を無視して人を採った末路(前編)

経営をしていると、何度も面接に立ち会うことになります。

「履歴書・職務経歴・話し方・目線・受け答え」

すべてを総合して判断するわけですが、なかなか、人の本性とは読めないものです。


今回は2回にわたって、私が過去に訴訟を起こされてしまった労働争議に関する実話をご紹介していきます。まー、ひどい目に逢いました。私の人生において、かなり災厄なトラブルでしたが、「俺が悪いよなー」という教訓を得たケースでしたので、ご紹介します。


この事例を読んで頂ければ、採用に関するトラブル回避のヒントになるかもしれませんので、宜しければ後編も読んでください。







あのとき、私は引っかかっていた


これは、私が過去に経験した話です。

ある拠点で営業職の採用を進めていました。


応募者の経歴は悪くない。営業経験もある。数字も出している。

しかし、面接で話していると、どこか違和感があった。

言葉では説明できないのですが、なんとなく違和感を感じるのです。


  • 視線の動き

  • 受け答えの間

  • 話の組み立て

  • 妙に整いすぎた自己主張


理屈では説明はできないのですが、私の中で何かが「NO」と言っていました。





それでも、採用を迫られる


ところが、その拠点長は強く推しました。

「人手不足です」

「このタイミングを逃したら次はありません」

「自分が責任を持って育てます」

「面倒も見ます」


現場は逼迫している。数字も追われている。

その事情も分かる。しかたねぇーかー・・・。



私は拠点長に言いました。

「おそらく問題が起きると思いますよ」「止めた方が良いと私は思います」


それでも、彼は引きませんでした。

「どうしても採用させてほしい」



私は、「拠点長が投げ出さない」という事だったので、最終的に渋々OKを出しました。







違和感は、的中してしまう


しばらくして、その拠点を訪問しました。

歓迎の意味も込めて、食事会を開きました。


その新入社員は、輪の中に一切入ってきませんでした。

誰とも積極的に話さない。笑わない。距離を取る。


その瞬間、思いました。

「やっぱりか・・・」


直感に背いた自分の判断を後悔しました。






これって、誰の責任?


今回の採用では、最終的にはOKを出した私の責任です。

現場の事情があろうと、拠点長の熱意があろうと、最終判断を下したのは自分です。


違和感を感じながら、それを押し殺したのも自分です。


あのとき私は、

「現場を優先した」「拠点長の言葉を信じた」

しかし、




自分の直感を優先しなかった

この判断が、後に大きな代償を伴うことになるとは、その時は思っていませんでした。


(後編へ続く)

 
 
 

コメント


© Runners Corporation 2025

​ランナーズ株式会社

​〒113-0033 東京都文京区本郷1丁目33-4

UP BASE水道橋 301

  • X
  • Facebook
  • note
bottom of page