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先代と喧嘩ばかりの後継者が、最後に口にした言葉

10 時間前
読了時間: 2分

経営者のためのブログ Vol.267



私がご支援している、ある後継者のお話です。

先代であるお父様とは、社長を交代した後も、ぶつかってばかりでした。


節目が来るたびに、私の電話が鳴ります。


「関根さん、これから親父と話をします。こういう話の運びで、こう切り出そうと思うんですが、どうでしょうか?」


これから先代と向き合う、その直前の電話です。

言ってみれば、リングに上がる直前の作戦会議でした。




■ 毎回、同じことの繰り返し


話し合いが終わると、後日談の報告も来ました。


正直に言えば、毎回同じことの繰り返しです。

ぶつかって、すれ違って、また次の節目が来る。


そのたびに、私は諫めていました。


「気持ちは分かる。でも、あなたの今日があるのは、オヤジさん、そして社員の皆さんの貢献によるところだ。それは忘れるなよ」




■ 先代が亡くなって


先日、その先代が病気で亡くなられました。

あれだけぶつかっていたのに、後継者から伝わってきたのは、寂しさでした。


「いざ、亡くなると寂しいものだ」


これが親子なのだと思います。





■ 会えなくなって、初めて気づくこと


親子だからこそ、ぶつかることがあります。

でも本当は、お互いに相手のことを、心のどこかで心配し、気にかけている。

ただ、その深いところにある気持ちは、会えなくなって初めて気づくことがあります。


すべての親子が、そう思えるわけではありません。

だから事業承継は、いつまで経ってもなくならない悩みなのだと思います。




■ 喧嘩ができるうちに


今、先代と喧嘩ばかりしている後継者の方。

後継者とぶつかってばかりの先代の方。


このお話を、どこかで思い出してください。


ぶつかってもいい。

それでも、分かり合おうとする努力だけは、最後まで忘れないでほしいのです。


相手が天国に行ってしまったら、もう喧嘩もできなくなります。




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経営者のためのブログ Vol.267

ランナーズ株式会社 関根壮至

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