同族経営だけでなく、非同族の会社でも経営を傾かせてしまう人っていますよね。経営者向けの書籍では、「成功するCEOの条件」とか書いてありますが、こういうタイプは危険という記載は珍しいです。今回は、私が今まで実際にお会いした人たちを思い浮かべて書いてみます。

あぶないタイプの人
肩書をやたらと重視する人
例えば、客先へ訪問したときに自分より格下の役員や担当者が出てくると機嫌が悪くなるとか、〇〇社長と呼ばれないと不機嫌になるような人。
とにかく会社を改革しようとする人
自分の手柄が欲しいのか、前社長の路線を否定したいのか分かりませんが、なんでかんでも変えようとする人がたまにいます。でもやっていることは、殆ど意味がなくて現場からは冷めた目で見られるような人は、「あぶない人」です。
SNSにやたらと自分の写真を載せる人
たぶん、暇なんだと思います。戦略的な意図があってSNSやっているのは別ですよ。そうでない人は、「あぶない人」の可能性が疑われます。
生き金の使い方を知らない人
会社のお金を無駄にジャブジャブ使う人。例えば、会社のロゴを変えたり、超立派な会社案内作ったり、名刺のデザインを頻繁に変えたり、オフィスをやたら綺麗にする。こんなように、お金を生まない支出が多い社長は「あぶない人」の可能性が高い。
会社には不定期でしかこない
これ、かなりの確率で「あぶない人」です。来ないだけでなく連絡がつかない。「あぶない人」の特徴です。
金払いがやたら良い
これも「あぶない人」の特徴でもあります。
知ったかぶりが多い
専門家を目の前にして、知ったかぶりを平気でできる人。
頭を下げれない
会社がヤバいことになっているにも関わらず、お詫びができない人。
人に感謝できない人
社長であるならば、これは絶対に必要な感情だと私は思います。
断れない性格の人
これも、実は相当に「あぶない人」の特徴でもあります。
何でも自分で仕切らないと気が済まない
起業する人は、このタイプ多いですが、これを続けてしまうと成長がすぐに止まります。有能な社長は自分の得意分野、逆に自分がやっちゃいけない事を知っているので、何でも自分で仕切ろうとはしないのです。
正義感が強すぎる人
ダメではないですが、このタイプは会社を大きくできない可能性があります。この世の中、きれいごとだけでは生きていけません。
人脈の多さを自慢する人
こういう人の人脈は、本当の人脈ではない場合が多い。
遊ばない人
仕事一筋。。。これ絶対に無理です。仕事が遊びと同じくらい快感を感じる人であれば別ですが、仕事しかしない人は意外とダメです。
立場の弱い相手に容赦ない人
典型的なのが飲食店の店員に食ってかかる人。これ、経営者としてはダメだと思います。器が小さすぎる。
1人でいることができない人
これも、かなり当たっている気がします。腕のいい経営者は、一人の時間を大切にしている人が多いです。
学びがやたら大好きな人
一見、できそうに思われるが頭でっかちで実践できない人が多い。MBAとか持っていても、実務に落とせない人は多い。学んでいる自分の姿に酔っちゃう人もいます。学者にでもなってください・・・
横文字がやたら多い人
コンプレックスを抱えている人が意外と多いはずです。ここは日本なので日本語でお願いします。
経営理念をコロコロ変える
あぶない。ポリシー、信念がないってことですから。そもそそもですが、経営理念で飯は食えません。経営理念を戦略的に利用するくらいでないと駄目です。
正直すぎる人
これは難しいところですが、正直すぎる人は経営者に向いていません。間違いないです。
以上、ランナーズ関根の独断と偏見による「あぶない人」のリストでした。
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