「サービス業での苦労話①」

更新日:1月25日




今回から、数回に渡りホテル事業の経営再建で苦労した体験をご紹介します。



後継者含みで、同族の会社に入りましたが、いきなり社長になったわけではなく十数年の下積みを経験した後に経営責任者に就いています。社会人になってから、IT関連の業界が長くオフィスでの仕事しか経験のない私でしたが、30代後半に巨額の赤字を垂れ流すホテル事業の経営再建に取り組む事になりました。それまでの経験は全く役に立たず、地獄のような日々を数年間、味わう事となります。数回に渡り、その苦労話についてご紹介いたします。



【無謀な挑戦】

2011年4月より、公営で運営されていたレジャー・スポーツ、ホテルなどの複合施設事業を立て直す経営責任者に就任しました。敷地面積4万坪(東京ドーム2.5個分)、ホテル、屋内の50m競泳プール、入浴施設、レストラン、体育館、テニスコート、ゴルフ練習場、宴会場などなど、てんこ盛りの巨大な施設でした。働く人は約100名。


年間の赤字総額は軽く億円を超えており、父のサイドビジネスというよりは、趣味で所得したビジネスで、本業のシナジーも全く見込めず、社内にホテルなどのサービスビジネスに明るい人材はおらず、予想通りの苦戦を強いられており、早急な立て直しが必要でした。





私も全くサービス業での就業経験(アルバイト経験すらない)はなく、普通に考えますと億を超える赤字を毎年垂れ流す施設の経営再建など、できるはずがありません。社外の方からも「無謀」というよりは、「気の毒」という声すらかけられている状況でした。


一般的な経営再建でも、一人で乗り込むのではなく、数名のスタッフを引き連れてチームで再建に当たるのが王道ですが、無謀にも私はたった一人で乗り込む事になります。


社員との人間関係ゼロ(むしろマイナスからのスタート)、数字の中身もわかっていない、サービス業が何たるかもわかっていない、一般消費者向けのビジネス経験ゼロ。。。ないもの尽くしのスタートでした。


しかし、当時の自分は若く、まだ身の程を知らなかった事もあり、根拠なき自信だけはありました。「俺なら、やれる」という過信。



無理に決まってます。。。今なら、絶対に引き受けないでしょうね。



次回以降、どのような事が勃発していったか、少しづつ、ご紹介して参ります。

しかし、ここでの6年半の苦闘が無ければ、現在の自分はなかったのです。それ程、貴重な経験をさせてもらいました。ここで私の経営者としての基礎が構築されたのだと思います。


サービス業は、ビジネスを営む者として学ぶべき事が多い、素晴らしい業種です。辛い事も多いですが、サービス業は、ビジネスのすべてが詰まっている業種と確信しています。


では、次回から詳しい話を進めていきます。



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