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「敬語の使い分け、人との距離」

執筆者の写真: Takeshi SekineTakeshi Sekine

更新日:2022年1月25日



これ、意外と難しい話なんですよね。私もサラリーマン時代から営業マンやってましたので、お客さん、取引先との距離感の詰め方、社員との距離感の詰め方など、いろいろ試してきました。


あなたは

「部下にも敬語派」? or 「フランク派」?


私は、基本はフランクなんですが、目上の方、付き合いの浅い方には堅苦しくない程度で敬語を使います。社内では年齢が上の人には絶対敬語、同年代、年下には人に応じて使い分けています。


【アトツギは特に要注意】

相手との距離感、付き合いの深さを考えずに、やみくもにフランクな言葉遣いをすると、ほぼ100%悪く受けとれられます、アトツギは。


普通の人以上に、「生意気」、「感じ悪い」と受け取られる。


何でだと思います?

気さくな自分を出すためにフランクな話し方をしたり、距離を縮めたいという思いからラフな表現を使う人が多いのではないかと。しかし、相手、特に距離感が詰まっていない部下からすると「何で?」という気持ちになる。特に年上の部下は、必ずそう思うはず。


それを考えずに、フランクな話し方をするアトツギは結構いる。私もそういう人と会った事ありますが、正直、気持ちの良いものではなかったですね。

「俺、あんたとそんなに仲良くないけど。。。」と思いました。


難しいんですよ、逆に誰にでも敬語で話してると、今度は距離感が縮まらなかったりします。でも、敬語を使い続けても距離を縮める方法というか、コツはあります。



【話し方の本質】

これは、自分の営業経験から自然と身に付いた事なのかもしれませんが、わかれば誰でも実行できます。


私の持論ですが、フランクな話し方を相手が不快に思うか、思わないかの違いは「言葉の表現」そのもではなく、その時の「態度、目線、身振り」「話の内容」に加えて、「感謝の気持」、「相手を思いやる気持」が伴った状態でフランクな話し方をするかで相手の反応が変ります。これは、私の経験上、絶対に間違いない。単なる言葉の表現じゃないんですよ。つまり、敬語か敬語じゃないかは、極論関係ないってことです。


なんですが、まれに「目上の者には、敬語を使うべし」という考え方を持っておられる方もいますので、年上の方には、基本的に、敬語・丁寧語を使うのが間違いないでしょう。


不思議ですよね、なんか鼻に付く人っているじゃないですか。そういう人って、言葉遣いだけでなく自慢話みたいな内容だったり、自己主張が強かったり、いろんなパターンありますけど、要は「相手への心遣い」が感じられない人なんだと思います。


そこだけ、気を付けてフランクな言葉を使いこなせるようになれば、人と仲良くなれるのは勿論、営業も上手になるし、良い事ばっかり。でも、世の中、この基本的な事をわかってなくて損している人が多いな、、、と思います。


私の場合は、フランク表現を自分では使いこなせていると思っているのですが、そのスキルのおかげで社員との距離を上手く詰めたり、取引先の社長さん、社外の会合では初対面の方と短時間で仲良くなったり、おかげさまで楽しく日々を過ごしています。敬語の使い分けだけでなく、方言も意図的に使い分けしています。




言葉の操り方って、すごく大事。

でも大事なのは「気持ち」ですよ。言葉は、あくまでも手段です。





終わり


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