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  • 執筆者の写真Takeshi Sekine

事業承継と夫婦問題

 事業承継は後継者だけの問題ではありません。配偶者がいる後継者であれば、配偶者の人生も考えた選択をしなければならない。今回は、事業承継で配偶者がどのような影響を受けるか、或いは影響を及ぼすかというお話です。


事業承継に巻き込まれる配偶者

 奥様がいらっしゃる後継者であれば経験済かもしれませんが。。。 創業家の嫁は、経営者である夫を立てて、日々の家事に勤しみ、しっかりと家庭を守る。 子育ても妻が中心となって行うべし。。。 というような、帝王学ではないのですが、嫁の理想像というか役割?義務?みたいなものを実家のお母さまからお説教を受けることがあったりしませんか?

さらには、会社を継ぐのであれば親世代と同居は当たり前、老後の親の面倒を見るべし

若い世代の女性で、この考え方にもろ手を挙げて賛同する、喜んで従う女性はそうそういないでしょう。しかし、田舎の中小企業を営む創業家では、今でも当然のこととして嫁に対して要求されている事柄ではないでしょうか? 配偶者が男性、つまり夫である場合はどうでしょう?

娘が社長、夫がNo2の場合もあれば、会社にはいるが役員にもなれないマスオさんもいます。娘婿には、サラリーマンを辞めて家業に入るように強要し、後継者となる男の子が生まれると、いきなり創業家から冷遇されるマスオさんもいます。後継ぎが生まれたら用無し。。。こんなことが現実にあるのです。特に、先祖代々続く老舗の中小企業では聞かれる話で恐ろしいです。 私からのアドバイスとしては、結婚されているのであれば配偶者の立場も考えて、家族として配偶者を気遣い守ることも考えてください。これ、自分の人生を幸福にするために絶対必要なことです。あなたは家業を守るためだけに生きているわけではないはずですから、自分と家族の幸せをちゃんと考えて人生の選択を行ってください。




野心を持つ配偶者

 あまり書きたくない内容ですが、、、現実の話としてあるので書きます。 社内に兄弟がいて、お互い結婚して妻がいる。奥さんの立場からすると、当然ながら自分の夫に天下を取って欲しい訳です。奥様によっては、夫が天下を取るためなら手段選ばずで、汚い裏工作を平気でやってしまう人もいます。例えば、夫のライバルとなる兄弟にとってダメージとなるような嘘を後継者兄弟の親、つまり妻からすれば義理親夫婦に対して吹き込むような行為です。「先日、お兄さんが〇〇〇のようなことをお話されていました。私はお父様お母さまのこと考えますと、お兄様のご意見には賛同できないのです。私が代わりに〇〇させて頂きます」みたいな感じで、嘘をつきつつご機嫌取りするような策士です。 残念ながら、このような奥さんを嫁にもらった後継者は、かなり苦労することになると思います。でも、こういうタイプの人というのは、配偶者にも悟られないように着々と自分の利益となる足場固めをやっていくので怖いです。一方、まともな感覚、一般常識を備えた奥様は普通に義理両親と接するも、どうも様子がおかしいと、、。段々と夫のことが心配となり、奥さん同士のバトルが勃発し、醜い骨肉の争いに発展する危険性もあり得るのです。


こうなる前に、配偶者の方が親族、特に実の父母と関係がマズくなっていないか時々確認する必要があります。また、自分の兄弟の配偶者がどんなタイプの人なのか見定める必要があるというのもリアルな話です。残念ながら、人というのは裏表があり野心もある。お金・財産、そして社会的地位が絡んでくると予想できない行動に出たり、争いに発展するものです。




ということで、今回はかなり怖い話を書きましたが、事業承継ではリアルにあり得る話なのでご注意ください。



以上


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