部下が動かないのは「あなたの見方」が原因かもしれません
- 関根 壮至

- 8月24日
- 読了時間: 2分

「部下が思うように動いてくれない…」と嘆く前に
経営者やリーダーの多くが口にする悩みのひとつに、「部下が思った通りに動いてくれない」というものがあります。しかし、よくよく考えてみると、問題は部下の能力ややる気にあるのではなく、あなた自身の“部下の見方”に原因があるケースが少なくありません。
部下を「労働力」としてしか見ていない社長
部下を仲間ではなく、単なる「労働力」として扱っていないでしょうか?
人は、自分がどう見られているかを敏感に感じ取ります。経営者が「こいつらは労働力だ」と考えていることは、言葉にせずとも態度や指示の仕方に表れてしまうのです。
そうなると、優秀な人材ほど早くそのことを見抜き、会社を去っていきます。そして残るのは、「その扱いでも構わない」と思う人材ばかり。結果として、会社全体の力が下がってしまうのです。
今の時代、指示だけでは人は動かない
昭和の時代のように「言われたことだけをやればいい」という働き方は、今の時代には通用しません。部下に業務を依頼するときには、その目的や必然性を丁寧に説明することが求められています。ところが、それを「面倒だ」と省略してしまう経営者は意外と多いものです。その結果、「なぜやるのか分からない仕事」に人は本気になれず、指示待ちの姿勢が強くなってしまいます。
本当に部下に動いてもらいたいなら
もしあなたが「部下にもっと動いてほしい」と願うなら、まずは 自分自身の部下への見方を改めることから始めるべきです。部下は労働力ではなく、経営を共に担う仲間です。その意識を持ち、日々のコミュニケーションに込めていけば、部下の動きは自然と変わっていくでしょう。
以上、ランナーズ株式会社 関根でした。



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