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  • 執筆者の写真Takeshi Sekine

あなたが変われば、社員も会社も変わる

 中小企業の経営者と話をしていると、悩み事として挙げられるのが人材不足。 人材不足といっても2種類ある。1つは、物理的な人数の不足、もう一つが質的な面での不足です。今回は質的な人材不足についてのお話です。


自分に課しているノルマ

”うちには、良い社員がいないんですよー。・・・”


 社長がこういう言葉を発している会社では、おそらく社員側も「うちの経営層はダメなんですよー」と外部へ話しているはずです。


どっちもどっちの面はあるが、私の考え方としては、中小企業では「社員は社長の写し鏡」であり、トップが社員をどう扱うか、どう向き合っているかで社員のパフォーマンスは変わる。


もし社員に、社長である貴方が来客に対して「うちには、良い社員がいないんですよー」と愚痴をこぼしていることが知れたら、どんな気分になるでしょうか? また、そういう愚痴を聞かされた来客は、どんな印象をあなたや会社に抱くでしょうか?


考えたこと、ありますか?


私は、経営者から社員の愚痴を聞いた瞬間に「あ、この経営者は人を育てる能力がないんだな」と考えます。残念ですが、社員の愚痴を他人に話す経営者は、自分自身が人を育てられない事を口外していることになっていることすら気づけていない可能性がある。


決まって、こういう会社は社員同士の協力、助け合いもできておらず「厄介事には関わりたくない」という雰囲気が会社を覆っている場合が多い。


また、社長自身が真剣に働いておらず、経営者同士の飲み会、ゴルフ三昧、社員が残業していても声を掛けることもなく、さっさと帰宅してしまう。行先も告げず昼間から行方不明になっている・・・ こんな状況が起きているのではないでしょうか?





一方、真逆の会社もある。




”いやー、うちは社員が優秀で私は楽させてもらっています。ありがたいことです。”



こういタイプの社長さんは、確かにがむしゃらに仕事をしている雰囲気は感じられないが、会話の端々で鋭さも感じさせる良い質問(=問い)を投げかけてくる経営者であることが多い。

 話を聞いていると、具体的なエピソードも交えて社員が活躍している話を嬉しそうに話してくれる。聞いている私も何だか嬉しくなってくる。




そして決まって聞かれるセリフは

「私は大したことやってないんです」「みんな社員が頑張ってくれて、私を助けてくれているんです」よく聞く話である。


当然、業績を調べると抜群にいい成績を上げている会社が多い。







さて、なぜ、こんな差が出るんでしょうか?



今までの観察で分かっている事は、社員と社長の信頼関係の強さです。

後者の会社では、社員はなんだかんだ言っても「最後は社長が絶妙な采配を振る=頼りになる社長」という事を分かっている。

”お茶目な人で一見するとバリバリできる社長には見えないが、いざとなったら、すごい人”


普段、社長はがむしゃらに働いてはいないが、先週のブログでも書きましたが灯台のように会社全体、ビジネス全体を俯瞰してみていて、異変があれば必要に応じた助言や具体的なサポートを提供してくれる。



壁に当たっている社員を見かければ、そっと近づいて「どうした?何か困っているか?」と優しく声を掛けてくれる。部下の悩みを解きほぐす、良質な問いかけをする。直接的な答えは与えてくれないものの、悩んでいる社員が持ち合わせていない別の視点、発想に関するヒントのかけらを落とし、ニッコリ笑って「がんばれ!」「君ならできるよ」と言い残し現場を後にする。


社員は社長から背中を押され、安心して挑戦に向けて再始動する。


これをやっている社長の会社では、人材が育ち、社員も社長を信頼し、安心して働ける環境で仕事をしてるはずです。そして業績も良い。



つまり、中小企業はこのような社長の何気ない日常的な振る舞いが、社員の育成に大きな影響を与えるという事です。どれだけ研修やトレーニングをやろうとも、経営者と社員の間の信頼関係を増幅させることなはい。知識は増えるかもしれないが、モチベーションを高める材料にはならないのです。




良い人材が欲しいなら?

あなた自身のこれまでの言動を一度、振返ってみてください。

社長である貴方は、社員の支えになっていますか?心のよりどころになっていますか?






あなたが変われば、社員も会社も変わります。



以上


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