稼ぐ経営者の思考と仕組み|違いは“やり方”にある
- 関根 壮至

- 7月13日
- 読了時間: 3分
同じ業種、同じような商品やサービスを扱っていても、「稼ぐ会社」と「稼げない会社」があります。外から見ると、何が違うのか分からない。でも、実際に中を見てみると、その差は歴然です。なぜ、同じ商売をしているのに、ここまで差が出るのでしょうか?今回は、そんなお話です。

「見えない部分」に力を入れているか?
稼ぐ会社は、商品そのものよりも「見えない部分」に力を入れている。たとえば…
お客様への対応や関係構築
商品をどう見せるか(マーケティング)
リピート・紹介が生まれる仕組みづくり
数字(利益やキャッシュ)の管理
稼げない会社は、目に見える「商品」や「価格」だけに集中しがちです。しかし、お客様が選ぶのは“総合力”です。商品がよくても、伝わらなければ意味がない。
「会社を変える努力」をしているか?
稼ぐ会社は、常に自社をアップデートし続けています。社員教育にお金も時間も投資し、他業界の成功事例を取り入れる柔軟性を持っています。
一方、稼げない会社は「昔ながらのやり方」に固執しがち。変化を恐れ、失敗を避け、安全な道を選ぼうとします。でも、今の時代は「変わらないこと」が最大のリスクじゃありません?
「お金の流れ」を理解しているか?
稼ぐ会社は、「売上」ではなく「利益」を見ています。利益から逆算して価格を決め、原価や固定費、販管費をしっかりコントロールしている。逆に、稼げない会社ほど「売上=成果」と考え、価格競争に巻き込まれたり、安売りで消耗していきます。お金の流れを読めないと、儲かっている“つもり”のまま終わってしまいます。
「商売を設計」しているか?
稼ぐ会社は、「どうやったらお客様が自然と集まり、リピートし、紹介までしてくれるか」を“設計”しています。ビジネスを「流れ」で捉え、仕組みを持っています。
稼げない会社は、場当たり的。目の前の売上を追うだけで、仕組みがなく、常に「営業を頑張る」必要がある状態です。努力が報われにくい商売構造になっているのです。
まとめ:商売は“商品力”だけでは決まらない
同じ商売でも、結果に差が出るのは「商品力」だけでなく、「見せ方」「設計」「自己変革」「お金の感覚」といった“経営者の力”の差です。つまり、“何をやるか”ではなく、“どうやるか”の違いが、稼げるかどうかを分けているのです。
これは、経営者に限らずコンサルタント業も同じです。案件が流れてくる、運よく受注できるのは結構なことですが、それは自分の能力と時間の切り売りでしかない。ビジネスモデルじゃないんですよね。ということに私も気づいて、いろいろやっている最中です。
スケールできる仕組みになっていないと、会社としても全く成長できません。個人の能力や特技に依存するのではなく、集団で稼げるビジネスモデルを構築できないと、士業の皆さんはいつまでたっても一人侍のまま。ただ、これが悪いかというと全くそういうことではありません。自分が何を目標にするかで変わってくるので。私は、一人侍で終わりたくないので日々、頑張ってます。
ということでランナーズ関根でした。
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