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  • 執筆者の写真Takeshi Sekine

私が経営者として選んだ道

 私のブログを読んでくださる方には、アトツギの方が多い。ご存じの方も多いですが、私自身も2022年2月まではアトツギでした。私がどのような道を選んできたのか、今回はご紹介していきます。



後継者タイプの違い

 過去のブログに書いたことがあるかもしれないのですが、後継者には2つのタイプがあります。それは「後継者タイプ」「経営者タイプ」という2タイプに分けられる。


【後継者タイプ】

一般的に同族経営の企業では、会社は創業家の財産としてみなされ、創業家の子孫が所有と経営を続ける。後継者タイプのアトツギは、その考え方に沿って創業家の人間として会社を守っていくのである。経営判断においては、創業家の繁栄を優先し、時には経済合理性に反する経営判断を下すこともあり得る。


【経営者タイプ】

会社は公の財産であり、会社は創業家も含め働く者が幸福を手にするための手段と考える。また、創業家の私物化や独裁経営を嫌う傾向があり、経営層には有能な人材を選び創業家だけで固めるようなことはしない。場合によっては、株式を創業家以外に渡すことも厭わない。そして、そのようなアトツギは、たとえ家業から離れることがあっても経営者の道を歩き続ける。これが経営者タイプのアトツギである。USENの宇野さんなどは、このタイプだと思います。


さて、あなたは、どちらでしょうか?

私は、完全に後者でした。


どっちが正しいとか、そういう問題ではない。

選択の違いです。



自分が遭遇した分岐点

 家業に入る前は米マイクロソフトの日本法人で営業マンとして働いていました。27歳で入社して34歳の時に退社しています。入社してちょうど6年くらい経過したとき、「このまま、俺はこの会社でサラリーマンやってていいのか?」という疑問がふと湧いたんです。


この当時は、まだマイクロソフトでも定年を迎える社員はおらず、派手なリストラなどもないITバブル絶頂期の時期でしたのでハードワークでしたが楽しくないはずがない。でも、どこかお祭り騒ぎみたいな感じはしていました。創業者のBill Gatesも社内にいた時代でした。日本法人では、やっぱり権限がないんですよねー。なにか特別なことをしようとすると必ず本社へのお伺いが必要になる。返ってくる指示は、アメリカ流?なのか分かりませんが、およそ日本の顧客には受け入れがたい指示。。。これを誰が顧客に伝える?オレか?

みたいな事も何度かあり、創業者のBill Gatesはビジネスで社会を一変させた経営者。俺は、この場所にとどまって一生兵隊として働くのが果たして幸せな道なのか???


なんてことを考えたことがあったんですね。


それで、いろいろ考えて「経営者になって世の中に役立つ仕事をしよう」という結論に至り会社を辞めたんです。1ミリもアトツギになろうという考えはなかった。



じゃあ、なんで親の会社に入ったのか?

私がマイクロソフトを辞めた時、選択肢は3つあった。①自分で起業する②役員のポジションで転職する③親父の会社に入る


①は明らかにリスクが高い、②も悪くないが結局はサラリーマンと変わらん、しかも当時の経歴で入れる会社は限られている③これが修行として現実的か?


この当時、父親の会社は30億を超える売り上げ規模を誇っていた。私が子供のころは新潟の田舎にある工事業者でしかなく、最初の事務所は自宅にあった6畳ほどの掘りごたつがある部屋からスタートした会社だ。それが30億もの規模になっていたのだ。経営者として親父はただ者じゃないと思っていたし、ここで働けば学ぶことがたくさんあるだろうという考えで家業に入ることを選んでいる。





そして、これから

 いろんなことがあり、2021年に起業、2022年2月には継いだ会社を辞めている。その後、2022年4月から法政大学大学院のMBAコースに入り、経営の勉強を集中してやってきた。今まで我流で身に着けていた経営者としてのスキルを棚卸し、補強することが目的であったが、見事にその目的を果たせたと思う。今は経営者として、コンサルタントとしての戦闘力が相当身についたと感じている。


そして私は自分が選択した通りの道を今、歩んでいる。

家業である継いだ会社から離れることにはなったが、起業し、そして今も社長をやっている。春からは新しい会社をもう一社起業する予定でもある。


アトツギであれ、起業家であれ、経営者を目指すのであれば選んだ道を外すことなく貫くことで道が開けるような気がします。


私はまだスタート地点にようやく立ったばかりで、いまだ道は開けてはいない。

でも、この年齢であらためてスタート地点に立てたことは本当に幸運だなと思います。



さ、これから頑張るぞ。







以上

”基本的に毎週月曜日 朝更新してます”

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